『コール オブ デューティ:ブラックオプス6』で、初代ブラックオプスの伝説的マップ「Nuketown」が復活することが正式に発表された。シリーズの歴史を彩ってきたこの象徴的なマップは、リマスターされ最新のグラフィックに対応するが、ゲームの発売日ではなく11月1日から利用可能となる。
ブラックオプス6は、10月25日に発売されるが、発売時点ではこのクラシックマップは含まれない。その背景には、新しいマップにユーザーが十分な時間を費やせるようにするという意図があると推測されている。人気のマップは「24時間プレイリスト」への要求が絶えないため、適切なバランスが求められているのだ。さらに、同作ではNuketownをモチーフにした「Area 99」と「Warhead」といった新マップも登場予定であり、ファンの期待はますます高まっている。
ブラックオプスシリーズの象徴「Nuketown」が再登場
『コール オブ デューティ:ブラックオプス6』では、シリーズの象徴的存在である「Nuketown」が再登場することが確定した。このマップは、2010年に初代『ブラックオプス』で登場して以来、ファンの間で絶大な人気を誇ってきた。これまでに『ブラックオプス2』では「Nuketown 2025」、『ブラックオプス3』では未来をテーマにしたアレンジ版が登場してきたが、今回は初代のレイアウトを再現したオリジナル版となる。
『ブラックオプス6』でのNuketownは、最新のグラフィック技術を用いてリマスターされるが、その基本的な構造や雰囲気は当時のまま再現される予定である。ファンにとって、このオリジナル版の復活は14年ぶりとなるため、シリーズを通してプレイしてきたプレイヤーには大きな喜びとなるだろう。また、Nuketownの復活により、競技的なプレイにも新たな活気がもたらされることが期待されている。このようなクラシックなマップが復活することで、最新作に懐かしさを求めるベテランプレイヤーから、新規ユーザーまで幅広い層が楽しめる設計となっている。
11月1日に公開される理由と期待感
Nuketownはゲームの発売日である10月25日には利用できず、約1週間後の11月1日に追加されることが明らかになっている。Activision側は、リリース直後のユーザー体験を新マップ中心にすることで、プレイヤーに新しいコンテンツを十分楽しんでもらいたいと考えているようだ。もし発売と同時にNuketownが登場すれば、旧マップの人気があまりにも高いため、他の新マップが埋もれてしまうリスクがあるからだ。
Nuketownのような小規模マップは、ファンの間で「24時間専用プレイリスト」を望む声が強い。過去作でも、こうしたリクエストが開発元に多く寄せられ、最終的に専用モードが追加されることが頻繁にあった。今回の『ブラックオプス6』では、そのような要望に事前に対応するため、あえてNuketownの公開時期を遅らせた可能性が高い。このタイミングの調整により、リリース直後の新マップにも注目が集まることが期待されており、Nuketownが登場する11月1日には再び大きな盛り上がりが訪れるだろう。
新マップ「Area 99」と「Warhead」にも注目
Nuketownの復活と並行して、『ブラックオプス6』では新たなマップ「Area 99」と「Warhead」が導入されることが発表されている。「Area 99」はバトルロイヤルモード「Warzone」向けのマップで、Nuketownの実験施設周辺を舞台にしている。荒廃した砂漠地帯の中で展開されるこのマップは、過酷な環境でのサバイバルをテーマとしており、Nuketownの象徴的な雰囲気を持ちながらも、より広大で戦略的な戦いが求められる。
一方、「Warhead」は2対2のガンファイトモード向けのマップで、崩壊したNuketownの一部が舞台となっている。狭い空間での高速な戦闘が特徴で、短時間で決着がつくスリリングなプレイが求められる。このように、両マップはNuketownの魅力を新たな形で再解釈し、プレイヤーに新鮮な体験を提供することを目指している。これらの新マップは、従来のNuketownファンにとっても新たな挑戦の場となるだけでなく、シリーズに新規参入するユーザーにとっても魅力的なコンテンツとなるだろう。