Treyarchが手掛ける『Call of Duty: Black Ops 6』では、スコアストリークが再び脚光を浴びることとなる。過去作のキルストリークに代わり、プレイヤーの得点に応じた特典が戦場を支配する仕組みが採用された。ゲーム内では、18種類ものスコアストリークが用意されており、その一部はゾンビモード専用であることも特徴的だ。各ストリークの解放には、特定のスコアやレベルに到達する必要があり、戦略的なプレイが求められる。

新作『Black Ops 6』がもたらすスコアストリークの復活

『Call of Duty: Black Ops 6』では、従来のキルストリークがスコアストリークに置き換えられる。これにより、キル数だけでなく、さまざまなゲームプレイの貢献が反映され、戦略的な選択が重要となる。シリーズにおいてスコアストリークは定番の要素でありながら、毎回新たな形で進化してきた。

本作でもプレイヤーがチームプレイや目標達成により貢献することで、強力なストリークを呼び出せる仕組みが展開されている。この変更により、キルに依存するゲームプレイから脱却し、より多様な戦術が求められるようになる。仲間との連携や敵の動きを読み、効率的にスコアを稼ぐことが勝利の鍵を握るのだ。

ストリークごとの詳細とアンロック条件

『Black Ops 6』では18種類のスコアストリークが登場し、それぞれの特性が戦場での役割を左右する。例えば「RCXD」は小型爆破車両を操り敵を攻撃する一方、「UAV」はチーム全体に敵の位置情報を提供する。ストリークはプレイヤーのレベルに応じてアンロックされる。

たとえば、「Scout Pulse」は初期状態で利用可能だが、「Dreadnought」のような強力なガンシップはレベル54で解放される仕様となっている。スコアの条件もストリークごとに異なり、「Care Package」のようなランダム支援物資は750ポイントで要請可能だ。これにより、プレイヤーは戦場での行動に合わせた最適なストリークを戦略的に選ぶことが求められる。

ゾンビモード専用スコアストリークも登場

『Black Ops 6』には、シリーズで人気の「ゾンビモード」に対応した特別なスコアストリークも含まれている。たとえば「Hellstorm」や「Sentry Turret」はゾンビモードで利用可能な強力な攻撃手段として登場する。また、ゾンビモード専用に調整されたスコアストリークは、複数の敵が一度に出現する状況でも効果的に活用できるよう設計されている。

RCXDのような爆破攻撃はゾンビの群れを一掃する際に特に有効だ。これらのストリークは、マルチプレイヤーの戦略とは異なるプレイスタイルを提供し、プレイヤーが異なるモードで新たな体験を楽しめるようになっている。

ストリーク戦略がもたらすマルチプレイの新たな可能性

スコアストリークは、戦場での戦略を多様化し、チームプレイの幅を広げる重要な要素となる。プレイヤーは戦局に応じてストリークを選択し、リアルタイムで敵の動きに対応することが求められる。たとえば、「Counter UAV」を使用して敵のミニマップを無効化することで、不意打ちを仕掛ける戦術が効果的になる。

一方、「Napalm Strike」は範囲攻撃で敵の進行を阻止し、拠点防衛に貢献する。こうした多彩なストリークにより、戦闘の展開はプレイヤーの選択次第で大きく変わる。個々の技量に依存するだけでなく、チーム全体での連携や戦略が勝利の鍵を握る点が、『Black Ops 6』のマルチプレイの魅力である。