『Minecraft』の最新アップデートで追加された「ペイルガーデン」は、まるでホラーゲームのような雰囲気を持つモノクロのバイオームである。

このエリアでは、夜になると特定の植物が発光するほか、新たな敵「クリーキング」が登場する。プレイヤーはこのバイオームで、装飾アイテムやクラフト素材として使える「アイブロッサムの花」と「樹脂」を収集できる。特に、樹脂を入手するためには、敵モブへの戦略的な攻撃が不可欠だ。これらの新要素を理解し、効率的に集めることで、ゲーム内の建築やクラフトの幅がさらに広がる。

ペイルガーデンとは?新バイオームの特徴

ペイルガーデンは『Minecraft』の2024年冬のアップデートで導入されたモノクロ調のバイオームで、これまでのゲームにはなかった不気味な雰囲気を持っている。この新エリアは、見た目のシンプルさとは裏腹に、独自のチャレンジをもたらすエリアである。

ペイルガーデンには「クリーキング」という特殊な敵が存在し、普通の攻撃ではダメージを与えられないため、探索する際には戦略が求められる。このバイオームには、樹木や苔が一面に広がり、夜になるとアイブロッサムの花が発光し始めるという特徴がある。Java版ではまだ正式に実装されていないが、今後のスナップショットで公開予定であり、Bedrock版ではプレビュー版を通じてすでに探索が可能だ。

プレイヤーは「/locate biome pale_garden」というコマンドを使うことで、座標を簡単に特定できる。自力で見つける場合は、灰色の木々と苔を目印にすると良い。ペイルガーデンは、単なる探索の場にとどまらず、プレイヤーに新たな発見とリスクを提供する。

アイブロッサムの花を見つける方法とその利用法

アイブロッサムの花は、ペイルガーデンの地面に広がる小さな花であり、昼夜で異なる姿を見せるのが特徴だ。日中は「閉じた」状態の灰色の花として現れ、この状態で採取すると、クラフトに使用できる「灰色の染料」を得られる。一方、夜になるとこの花は開き、淡いオレンジ色の光を放つ「開いた」アイブロッサムに変わる。

この夜間の花からは「オレンジ色の染料」を入手することができ、建築物の装飾に役立つ。花の収集は素手でもツールを使っても可能で、ゲーム序盤の染料資源としても有用だ。アイブロッサムは装飾的な用途が多いため、花の状態を使い分けることで多彩な色彩表現が楽しめる。特に、昼夜で色が変わるというユニークな特性が、プレイヤーに新しいゲーム内体験を提供する。

樹脂を入手するための攻略:敵『クリーキング』の攻略法

ペイルガーデンで樹脂を入手するためには、「クリーキング」と呼ばれる敵との戦闘が必要不可欠だ。この敵は通常の攻撃では無敵であり、その攻撃を無効化するには「クリーキング・ハート」と呼ばれる木の内部にある心臓を破壊しなければならない。

この敵は嵐の夜に出現することが多く、プレイヤーは慎重な行動を求められる。クリーキングを攻撃するたびに、周囲の樹木に小さなオレンジ色の樹脂が現れ、それを素手で採取することで樹脂の塊を手に入れることができる。安全に樹脂を集めるコツは、クリーキングの攻撃範囲から一時的に離れるか、モンスターと目を合わせることで動きを封じることにある。クリーキングは強力な敵であるが、その存在を活用することで大量の樹脂を効率よく集めることが可能だ。

樹脂ブロックとレンガのクラフト方法

樹脂を使ったクラフトでは、「樹脂ブロック」と「樹脂レンガ」の2種類のアイテムを作成できる。樹脂ブロックは9つの樹脂の塊を3×3のクラフトテーブルで並べることで完成し、鉱石ブロックのような見た目を持つ装飾ブロックとして使用できる。一方、樹脂レンガは、樹脂の塊をかまどで精錬することでレンガアイテムが得られ、これを4つ組み合わせてブロックにすることができる。

樹脂レンガは通常のレンガよりもクラフトコストが低いため、建築に大量のブロックを必要とする場合に適している。これらのブロックは単なる装飾にとどまらず、建物や道、モニュメントなど、さまざまな場面で使用可能である。樹脂を集めて作ったブロックで、プレイヤーは自由な創造力を発揮できる。