人気ゲーム『フォートナイト』をテーマにしたPS5の限定版デュアルセンスコントローラーが、Amazonで再入荷され話題となっている。通常、限定版コントローラーは予約開始後すぐに完売となるが、今回のフォートナイトコントローラーは、発売日以降も他の小売店で手に入りやすい状況が続き、ファンにとって嬉しい展開だ。
特にAmazonでは在庫が不安定だったが、再入荷により手に取るチャンスが増えた。このコントローラーは、青色のカラースキームとゲームをモチーフにしたグラフィティ調のデザインが特徴で、標準のデュアルセンス機能に加え、独自の価格設定で他のモデルとの差別化も図られている。
フォートナイトコントローラーの再入荷で注目されるPS5向け新コレクションの展開
10月3日に予約受付が始まったフォートナイト限定版デュアルセンスコントローラーは、瞬く間に完売したものの、しばらくしてから再び入手可能となっている。特にAmazonでは初期の在庫不足が話題となったが、再入荷により再び購入が可能だ。このフォートナイトコントローラーは、鮮やかな青色と、ゲーム内の世界観を反映したグラフィティ調のデザインが特徴で、他のデュアルセンスと一線を画している。
また、クロマコレクションの一部として、クロマインディゴやクロマパールといった新カラーも80ドルで同時発売され、2025年1月23日にはクロマティールが登場予定である。これらのカラーバリエーションは、PlayStationの新しいPS5コンソールカバーと合わせた統一感あるカスタマイズが可能だ。今回の再入荷とコレクション展開により、ユーザーの好みに合わせたPS5のカスタマイズが楽しめるのが大きな魅力といえる。
新価格設定とデザイン戦略が示すPlayStationの方向性
PlayStationはデュアルセンスコントローラーの価格を85ドルに引き上げ、フォートナイト限定版もこの新価格に設定された。かつてのアストロボットモデルが80ドルで提供されていたが、これは予約時期が改定前だったためである。これにより、今後登場する限定版コントローラーも85ドルがスタンダードとなる可能性が高い。
この価格設定と新デザイン戦略は、PlayStationが単なる周辺機器以上のブランド価値を構築しようとしている表れだ。クロマコレクションやフォートナイトコントローラーのような視覚的に特徴的なデザインは、ユーザーの感性やライフスタイルに寄り添った製品を意識していることを示している。結果的に、個性と機能性を両立するPlayStationのデザインポリシーが評価され、他のゲーム機メーカーとの差別化を図ろうとしていると考えられる。
他プラットフォーム向けフォートナイトコントローラーの登場が意味する拡張の可能性
PlayStation向けのみならず、XboxやNintendo Switch、PCでもフォートナイトテーマのコントローラーが登場している点も注目だ。特に、XboxとPC向けに発売されたPowerAのフォートナイト限定コントローラーは、ホールエフェクトスティック、トリガーロック、カスタムプロファイルなどの高性能機能を搭載し、価格も100ドルと比較的手頃に設定されている。
Switch向けには派手な黄色を基調にした「Peely」テーマのコントローラーがあり、Bluetoothによる無線接続機能に加え、背面ボタンの再マッピングも可能である。これらの製品は、Fortniteというブランドが複数プラットフォームで展開されていることから、他社機器のユーザー層に対しても同様に訴求している。