競技型シューター「VALORANT」に、新たなTDMマップ「Glitch」が登場した。エピソード9アクト3の開始とともに追加されたこのマップは、非対称的な「Maxbot」アリーナを舞台にしている。片側が「冬のHaven」、もう片側が「廃墟化したSunset」からスタートするレイアウトが特徴だ。この「Glitch」は、3つのレーンが交差する構造で、戦略的な攻防が展開される。プレイヤー同士が100キルを目指して競うTDMモードでは、通常のデスマッチとは異なり、エージェントのスキルも使用可能である。

新マップ「Glitch」の舞台と特徴

「Glitch」は、VALORANTにおける新たなTDM専用のマップであり、ユニークな舞台と設計が魅力である。マップは「Maxbot」アリーナ内に設定され、チームごとに異なるエリアからスタートする。片側は「Haven」の冬バージョン、もう片側は「Sunset」の廃墟化したバージョンで、それぞれの雰囲気が異なるフィールドが展開される。マップ全体は対称的なレイアウトを採用し、3つのレーンが互いに交差することで戦略性の高い戦闘が繰り広げられる。各レーンには複数のチョークポイントが存在し、プレイヤー同士の熾烈な争いが期待される。これにより、常に移動と戦闘の判断を求められる、スピーディで緊張感のあるゲームプレイが楽しめる設計となっている。

チームデスマッチ(TDM)モードとは?

VALORANTにおけるチームデスマッチ(TDM)モードは、5対5のチーム戦で構成されている。プレイヤーは2つのチームに分かれ、合計100キルを達成することを目標に戦う。通常のデスマッチと異なり、このモードではエージェントのスキルが使用可能で、各プレイヤーが自分の得意なキャラクターで参戦できる点が特徴だ。これにより、個人のエイム力だけでなく、エージェントごとのスキルの使い方や連携が勝敗の鍵を握る。TDMモードは、戦略性のあるプレイが求められる一方、通常の対戦モードよりもテンポが速く、カジュアルに楽しめる設計となっている。特に、時間制限がなく100キルに到達した時点で勝敗が決まるため、最後まで気の抜けない戦闘が続くのがこのモードの魅力である。

エピソード9アクト3のアップデート内容

エピソード9アクト3の開始に伴い、VALORANTではさまざまな新要素が追加された。今回の目玉は新マップ「Glitch」の登場だが、それ以外にも複数のコンテンツが追加されている。まず、武器スキン「Doombringer」バンドルが新たに登場し、プレイヤーのカスタマイズの幅を広げている。さらに、新しいバトルパスも導入され、さまざまな報酬をアンロックできる仕組みが用意されている。また、マップのローテーションも一新され、ゲーム内の戦略が変わるきっかけとなっている。これらのアップデートは、既存プレイヤーへの新鮮な体験を提供すると同時に、新規プレイヤーの参入を促す狙いがある。開発元のRiot Gamesは、今回のアップデートを通じて、より多様なプレイスタイルに対応するゲーム体験を目指していると発表している。

マップ「Glitch」のプレイ開始日

新マップ「Glitch」は、2024年10月23日からチームデスマッチモードでプレイ可能となっている。このマップはエピソード9アクト3のリリースに合わせて登場し、多くのプレイヤーが待ち望んでいたアップデートである。「Glitch」は、これまでのマップとは一線を画すコンセプトとデザインで、プレイヤーに新しい挑戦を提供することを目指している。リリース当初からTDMモード専用として利用できるため、すぐにコミュニティ内での反響も大きい。今後のアップデートでこのマップが他のモードでも使われる可能性もあり、プレイヤーからのフィードバックがゲームの改善にどのように反映されるかが注目されている。今回のアップデートでVALORANTは、従来の戦略的要素に加え、よりカジュアルかつスピーディなゲーム体験を提供する方向にシフトする姿勢を示している。