ポケモンTCGポケットにおいて、リザードンexを中心としたデッキは圧倒的な攻撃力を誇る。特に、ファイヤーexをサポートに据えることでエネルギー管理がスムーズに行え、対戦相手に大ダメージを与える戦略が可能となる。
本記事ではリザードンexデッキに含めるべきカードや、理想的な初期手札の組み合わせ、対戦で勝利を引き寄せる戦術について詳しく解説する。さらに、リザードンexデッキの弱点とされるカメックスexデッキへの対策も紹介し、ポケモンTCGポケットでの勝率を高めるための知識を提供する。
リザードンexデッキの構築で欠かせないカードの選び方とその理由
リザードンexデッキを最適化するために選ばれるカードは、すべて特定の役割を果たしている。まず、デッキの中心となるリザードンexとファイヤーexは高い攻撃力を持ちつつ、エネルギー管理も容易である点が特徴だ。
リザードンexの「クリムゾンストーム」は4エネルギー(ほのお2、無色2)で200のダメージを与えるため、他のデッキにはない強烈な火力を実現する。一方で、ファイヤーexの「インフェルノダンス」はベンチのポケモンにエネルギーを効率的に配布できるため、序盤からエネルギーを貯め、後半に大ダメージを狙う構成が可能だ。
また、進化のためのヒトカゲとリザード、サポートカードである「博士の研究」や「モンスターボール」も必須である。特に「博士の研究」は手札を一新するのに役立ち、リザードンexを早期に手に入れるために有効なサポートカードである。代替案としてガーディやウインディexを追加する手もあるが、エネルギーコストが増え、デッキ全体のバランスが崩れやすくなるため、慎重な判断が求められる。Sportskeedaの記事が示す通り、シンプルで効率的な構成を保つことが勝率向上の鍵であるといえるだろう。
序盤から有利に立つための戦略:リザードンexデッキのプレイスタイル
リザードンexデッキの魅力は、序盤から安定した展開が可能な点にある。このデッキでは、ファイヤーexを最初にアクティブスロットに配置し、ヒトカゲをベンチに置くのが基本だ。ファイヤーexが場に出ている間に「インフェルノダンス」を使用し、ヒトカゲとリザードンexにエネルギーを蓄積することで、リザードンexの「クリムゾンストーム」が活躍できる準備が整う。
さらに、デッキに含まれる「Xスピード」を活用し、状況に応じてファイヤーexとリザードンexを入れ替え、効率的に攻撃のタイミングを調整することが重要だ。また、試合中に「博士の研究」や「モンスターボール」を使用することで、必要な進化カードを早期に手に入れるのも戦略の一部である。
相手がみずタイプのポケモンを使ってきた場合には「サブリナ」を活用し、強制的に入れ替えを行うことで、相手の戦略を崩すことも可能だ。これにより、序盤から安定して有利な状況を作り出し、相手を圧倒できる点がリザードンexデッキの強みといえるだろう。
リザードンexデッキへの対策とカウンターデッキの選び方
リザードンexデッキの強みはその圧倒的な火力であるが、弱点として水タイプに対する脆弱性が挙げられる。カメックスexデッキはその代表で、リザードンexが火力を出すまでの間に、カメックスexの「ハイドロパンプ」で逆転される可能性が高い。みずタイプの技からは追加ダメージが発生するため、リザードンexが一度でも気絶すると、その後の展開が苦しくなる傾向がある。
カメックスexデッキには高耐久のフリーザーexが含まれることも多く、リザードンexが打ち負かすには手間がかかる。このようなデッキに対抗するためには、「サブリナ」を活用して相手のエースポケモンを控えに回すことで、試合の流れを変えることが求められる。Sportskeedaの記事が示唆する通り、カメックスexやゴルダックを相手にする場合、ただ火力を上げるだけでなく、戦略的にターンを操作するスキルが必要だ。