Epic Gamesが提供する大人気バトルロイヤルゲーム『フォートナイト』に、新たな「5対5」コアモードが登場する可能性が浮上した。信頼性の高いリーカーであるHypeXとShiinaが11月1日に報告した情報によれば、Epic Gamesが開発中のこのモードは、Overwatch 2のような目標達成型のチーム対戦を意識したものである可能性がある。

このリークを受け、12月にリリースされるのではないかとの推測が高まっており、次期アップデートへの期待が一層膨らんでいる。過去にはLEGOフォートナイトやゼロビルドモードなど、独創的なモードを導入し続けてきたEpic Gamesだが、今回の5対5モードも同社の独自性を生かしたものになると見られる。

HypeXは、このモードが13歳以上向けの「T」レーティングであることからも、激しい銃撃戦が繰り広げられるガンファイト系になる可能性を指摘しているが、具体的な内容は未だ不明だ。仮に実装される場合、フォートナイトはOverwatchやValorant、Rainbow Six Siegeなど、他の有名な5対5シューター作品にも匹敵する戦略性を持つ新たなスタイルのゲームプレイを提供するだろう。

フォートナイト5対5モードの実装がもたらす新たな戦略性

Epic Gamesによる5対5モードの導入は、従来のフォートナイトのゲーム体験に戦略的な要素を大きく加える可能性がある。このモードは、過去の期間限定モード(LTM)とは異なり、プレイヤー間の協力が強調される形になるかもしれない。

Overwatch 2やValorantのような戦略性重視のゲームでは、各プレイヤーが特定の役割を担うことが一般的だが、フォートナイトでも役割分担が重要な要素となる可能性が考えられる。特に「サーチアンドデストロイ」スタイルが採用されれば、プレイヤーは攻撃側と防御側に分かれて目標を守るまたは攻めることに集中することが求められ、これまでのバトルロイヤルにない緊迫感が生まれるだろう。

Epic Gamesが公式にはまだ詳細を公表していないが、こうした新しい戦略的モードは従来のプレイスタイルに新たな風を吹き込み、個々のスキルだけでなくチームとしての判断力が問われるようになる。HypeXやShiinaといった信頼性のあるリーカーたちの報告によると、12月のリリースが有力視されており、プレイヤーたちの期待感がますます高まっている。

少人数の5対5がゲームメタに与える影響

5対5という少人数のプレイスタイルは、フォートナイトの戦術に大きな変化をもたらすだろう。従来のバトルロイヤルは100人規模の戦場で最後の一人を目指すものだが、10人のロビーは一体感のある対戦を実現する。

HypeXのリークによれば、5対5モードでは「T」レーティングが適用されるため、比較的激しい銃撃戦を想定している可能性が高い。プレイヤー間の接触が密になり、瞬時の判断や反応が勝敗を左右するような、スピード感あるゲーム展開が予想される。

例えば、Overwatch 2が6対6から5対5に変更された際、新しいメタが生まれ、プレイヤー間の協力や戦術が重視されるようになった。フォートナイトの5対5モードでも同様に、メタの変化が起こる可能性があり、短期間での戦術構築やチーム内での役割分担が新たなキーポイントとなるだろう。こうした変更は、Epic Gamesが目指すゲーム体験の幅を広げ、競争の場に新たな緊張感と多様性をもたらすと考えられる。

他ゲームからのインスパイアとフォートナイトの独自性

Epic Gamesは過去にも「サーチアンドデストロイ」など他の人気ゲームからインスピレーションを受けたモードを導入してきた。今回の5対5モードも、Overwatch 2やRainbow Six Siege、Valorantといったゲームに触発されたと噂されているが、Epic Gamesは単なる模倣にとどまらず、独自のアプローチを加える可能性が高い。

たとえば、フォートナイトならではの建築要素を組み込むことで、他のシューターにはないユニークな戦術性を生み出せるかもしれない。

また、既存のクリエイティブモードではチームデスマッチやドミネーションが人気だが、これらはユーザーが作成したモードであり、公式の5対5モードとして登場することでEpic Gamesのクオリティを保証する統一感が期待できる。

公式の開発チームによるチューニングが施されれば、より洗練された戦略的なゲーム体験が可能となり、プレイヤーのスキルが勝敗に影響するダイナミックなマッチが楽しめるだろう。Epic Gamesのこうした姿勢は、常に新しい可能性を探求し続ける同社のクリエイティビティを裏付けるものである。