『原神』で人気を博したTCG「天才の召喚」が、現実のカードゲームとして2024年11月8日から予約注文可能となる。HoYoVerseと上海拠点のShiningSoulが共同で手がけ、シリーズ初の物理版カードとして登場する本作は、収集や対戦を通じて新たな楽しみを提供する。
デッキはキャラクターカード3枚、アクションカード30枚、装備カード7枚で構成され、8種のバリエーションがラインアップに加わる。原作と同様にキャラクターの支援カードを駆使し、戦略的なゲームプレイが期待される。
実物版「天才の召喚」 - ファン待望のHoYoVerseとShiningSoulの共同プロジェクト
HoYoVerseとShiningSoulが共同で開発した『原神』のカードゲーム「天才の召喚」が、いよいよ実物のカードとして発売される。本カードゲームは、デジタル版と同様にキャラクターカードを3枚、アクションカード30枚、装備カード7枚で構成され、異なる戦略で対戦を楽しむことができる。
ShiningSoulは、これまで『Fate/stay night』や『Identity V』などのカードシリーズを手がけており、コレクターの期待を集めるメーカーである。HoYoVerseとShiningSoulのコラボにより、本作はただのカードゲームにとどまらず、戦略や収集要素が豊富で、ファンが長く楽しめる設計になっている。
特に注目されるのは、各デッキが8種類の異なるバリエーションで提供される点で、好みのキャラクターや戦略に合わせたデッキ選びが可能であることだ。
カード構成とゲームシステムの詳細 - 攻撃手段にダイスの代替案を採用
「天才の召喚」の物理版には、キャラクターカードやアクションカードに加え、装備カードが含まれており、各プレイヤーが独自の戦略を組み立てられる点が特徴だ。ゲーム内での対戦同様、キャラクターの体力を管理しながら、相手のキャラクターを全滅させることで勝利が決まる。
通常版では、攻撃手段を決めるために元素ダイスが使用されていたが、今回の物理版デッキにはダイスが含まれない設計が取られている。この変更により、カードのみを活用した新たな戦略性が生まれ、物理カードゲームならではのルールが導入された形だ。
デジタル版と比較するとシンプルだが、プレイヤーの判断力が求められる構成となっており、今後の改良や拡張カードの追加も期待される。
原神ファンとコレクターの期待 - 長期的なシリーズ展開への布石か
ShiningSoulによる「天才の召喚」カードの初リリースは、ファンのみならずコレクターにも注目される商品である。『原神』のゲーム内キャラクターを実際のカードとして手に入れられることから、特に初版は入手困難になる可能性も考えられる。
今回リリースされる8種類のデッキには、それぞれ異なるキャラクターカードが含まれるが、人気キャラクターの収録が今後さらに増えることが期待される。
また、物理カードとしてのコレクション性も重視されているため、ファンや収集家の間で長期的に支持される商品となるだろう。HoYoVerseとShiningSoulが今後どのような拡張パックや限定版を展開していくのか、その動向から目が離せない。