フォートナイトの最新シーズン「リミックス」では、アイス・スパイス、スヌープ、エミネムといった注目のキャラクターがNPCとして登場。しかし、この斬新な追加要素が逆効果を招いている。特にアイス・スパイスは、不可解なタイミングでアイスグレネードを投げることで、プレイヤーの勝利を妨害する場面が多発。
SNS上では、彼女がチームを危険にさらす映像が拡散され、「最悪のNPC」として批判が噴出している。エピックゲームズは対応を進めるが、プレイヤーの不満は収まらない。
アイス・スパイスが引き起こすゲーム内の混乱とエピックゲームズの対応策
フォートナイトの新シーズン「リミックス」では、アイス・スパイスが新たなNPCとして注目されている。しかし、彼女がランダムに投げる「アイスグレネード」がプレイヤーにとって大きな問題となっている。
SNSには、彼女の行動で高所から落下してダメージを受けたり、勝利目前の戦闘が台無しになったりする場面を収めた動画が相次いで投稿されている。特に、塔の上でのスナイピング中に突然の攻撃を受ける映像は、多くのプレイヤーの共感を呼んだ。
この事態を受け、エピックゲームズはアイスグレネード機能を一時的に無効化するという迅速な対応を取った。しかし、根本的な問題であるNPCのAIの調整が進められるかどうかは明らかにされていない。
エピックゲームズはこれまでもアップデートでゲーム体験を調整してきたが、NPCの行動を大幅に改善するには技術的な課題があるとされる。プレイヤーの間では、早急な改善を求める声が高まっており、今後の対応が注目されている。
ミュージシャンNPCの追加は成功だったのか?新要素の評価を巡る議論
今回のシーズンではアイス・スパイスに加え、スヌープやエミネムといった著名なミュージシャンがNPCとして登場した。しかし、この試みが成功だったかどうかは賛否が分かれている。スヌープは自らの爆弾で自爆することが多く、エミネムは車を爆発させてチーム全体を巻き込む行動が問題視されている。
これらの行動がSNSで笑いのネタにされる一方で、勝利を目指すプレイヤーにとってはストレスの要因となっている。フォートナイトはこれまでもさまざまなコラボレーションを実現し、その斬新な試みが評価されてきた。
しかし、NPCとしてのミュージシャンの導入は、単なるビジュアルの追加ではなく、ゲーム体験そのものに影響を与える要素として機能している。エピックゲームズがこれらの批判をどのように捉え、次のシーズン以降で改善を図るのかは重要なポイントとなるだろう。プレイヤーの不満が解消されなければ、こうした新要素の意義自体が問われる可能性がある。
NPCのAIは本当に「リアル」か?プレイヤー視点からの改善案
SNS上では、プレイヤーたちが「NPCの行動が実際のプレイヤーを再現しているのではないか」という冗談を交えて議論を展開している。例えば、スヌープが自爆する様子や、エミネムがチームを巻き込む行動は、初心者プレイヤーのミスを思わせるものだ。こうした行動が「リアル」と評価される一方で、ゲームにおけるNPCの役割としては疑問の声も上がっている。
NPCのAIをどのように調整すべきかについては、多くの意見が寄せられている。プレイヤーの行動をもっと学習し、状況に応じた適切なサポートを行う仕組みが求められている。また、AIにランダム性を持たせる場合でも、プレイヤーの戦略を損なわないようなバランスが必要である。
エピックゲームズがNPCの問題を改善することで、フォートナイトの新しい可能性を引き出すことができるかもしれない。