ブラックオプス6とウォーゾーンで、通常はバトルパスやイベントを通じてしか手に入らないロックされた武器を、簡単な操作で早期に利用できる裏技が話題を呼んでいる。この方法では、ゲーム内で特定のブループリントを用いることで、ロック状態の武器を即座に装備し、試合で使用可能にすることができる。
開発者による未修正の仕様を活用したこの手順は、ゾンビモードやウォーゾーンに限定されるものの、シーズン1のバトルパスや限定イベント報酬の武器をいち早く試すことが可能だ。新たな武器の追加が続く中、このテクニックはゲーム攻略を効率化させる実用性を秘めている。
武器アンロックを飛び越えるトリックの具体的な仕組みとは
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ブラックオプス6とウォーゾーンで話題となっているロック武器を早期に利用する裏技は、ブループリントという特定のゲーム内要素に依存している。このトリックでは、ロードアウトメニュー内でロック状態の武器を選択し、ブループリントセクションに移動することで装備を可能にする。
ここで特定のボタンを操作するだけで武器がロードアウトに組み込まれ、試合中に使用できるようになる仕組みだ。ブループリントは通常、バトルパスやストアバンドルでしか取得できないが、この方法ではまだアンロックしていない状態の武器でも対応するブループリントが存在すれば利用可能になる。
Dexertoが紹介した記事によれば、この方法はゾンビモードやウォーゾーンのモードに限定されるが、試合での性能確認やアタッチメント解除に最適であるとされる。この現象は本来、ゲームの仕様上では発生しないはずの挙動であり、開発元であるActivisionの修正が検討される可能性もある。
だが、現在のプレイヤーコミュニティにおいては、「試せるうちに試すべき」との意見も多く見られる。このようなトリックがゲームの進行や報酬獲得にどのような影響を与えるかは、今後のアップデート次第で変わるだろう。
トリックを活用した武器のレベルアップと攻略への応用
このトリックを活用する最大のメリットは、武器の早期レベルアップにある。特にウォーゾーンのプレイヤーにとっては、新しい武器のアタッチメントを他のモードよりも早く解除できる点が大きい。例えば、シーズン1のバトルパスで登場するKrig CやSaug、イベントで入手可能なSirin 9mmなど、強力な武器が素早く利用可能になる。
これにより、マルチプレイヤーモードやバトルロイヤルでの競争力を高めることが可能だ。さらに、ゾンビモードを利用すれば、敵を大量に倒して効率よく武器の経験値を稼ぐことができる。この方法は、通常のアンロックを待たなければならないプレイヤーと比べて大幅な時間短縮を実現する。
また、初期装備の選択肢を広げることで、ゲーム序盤の戦略にも柔軟性が生まれる。このような要素は、特に短いプレイ時間で効率よく成果を上げたい人にとっては大きな助けとなるだろう。
しかし、この方法には限界も存在する。マルチプレイヤーモードでは利用できず、ブループリントが存在しない武器には対応していない。このため、プレイヤーの目的やモードによって有用性が変わる点を理解する必要がある。このトリックがゲーム全体にどれだけの影響を与えるかについては、今後も議論が続くだろう。
開発元の対応とコミュニティの反応
今回のトリックに対する開発元Activisionの対応については、現時点で公式な声明は出ていない。しかし、過去の事例から考えると、このようなプレイ上の不具合や仕様外の挙動は早期に修正される可能性が高い。特に、ランキングや公平性を重視するマルチプレイヤーモードに影響を及ぼす場合、修正の優先度が上がることは予想される。
一方、プレイヤーコミュニティの反応は多様だ。攻略情報を積極的に共有するプレイヤー層からは、この方法を「今だけの特典」として歓迎する声がある一方、バランスを崩す可能性を懸念する意見も少なくない。特に競技シーンを意識したユーザーにとっては、このようなトリックが一部プレイヤーに不公平なアドバンテージを与える可能性が問題視される。
しかし、トリックの存在が多くのプレイヤーにとってゲームの楽しみを広げる一因にもなっていることは事実だ。このような裏技がゲームの寿命やプレイヤーのモチベーションにどのような影響を与えるかは、今後のアップデートやコミュニティの動向次第で変わってくるだろう。