2025年、リーグ・オブ・レジェンドの競技シーンは大規模な再編成が進行している。特に、北米リーグであるLCSがLTA(ラテンアメリカ・アメリカスリーグ)に統合されることで、アメリカ大陸全体を巻き込む大変革が幕を開けた。
この合併に伴い、北部と南部のカンファレンスが設立され、多くのチームがリーグから離脱を余儀なくされる一方で、新規参入チームも登場する。注目されるのは、100 Thievesの臨時参加枠確保やDisguisedのリーグ参入だ。
さらに、ヨーロッパ、韓国、中国でも選手移籍やロスター変更が相次ぎ、2025年のシーズンに向けて競技環境が大きく変わりつつある。新たな挑戦と競争が、次のシーズンを一層盛り上げるであろう。
LTA統合でアメリカスリーグ新設とLCS消滅
LCSが2025年からLTA(ラテンアメリカ・アメリカスリーグ)に統合されることにより、アメリカ大陸全体を対象とした新しいリーグが誕生することとなった。この統合によって、LTAは北部と南部のカンファレンスを設置し、地域ごとの独自色を残しつつ競争を促進する構造が整う。
この変革には、長年にわたり北米リーグとして親しまれてきたLCSが消滅するという衝撃的な展開が含まれているが、同時に新しいフォーマットによって国際的な競技力がさらに高まる期待が持たれている。
注目選手の移籍と新たな布陣-2025年のロスター変動の現状
LTAの発足により、リーグ・オブ・レジェンドの選手たちの移籍が活発化している。2024年のワールド直後に、G2のMikyxがFnaticへと移籍し、SK GamingではLuonが新たなチームを探し始めた。また、LTA北部に参戦する100 ThievesやDisguisedなど、ロスターの変更により、アメリカスリーグの戦力図が大きく塗り替えられる見込みである。
韓国・中国リーグにも変革の波-LCKとLPLの動向
2025年シーズンに向けたロスター変更の波は、韓国と中国のリーグにも広がっている。LCKでは、Nongshim RedForceがDnDnの退団を発表し、これに伴いチームが新たな体制へとシフトする動きが見られる。また、2025年からLCKのシーズンが1シーズン制へと変更されることが決定されており、これにより試合数が減少する一方、各試合の重要度が一層増すことが予想される。