Epic Gamesが人気オンラインゲーム「Fortnite」に、かつてのチャプター1シーズンを全て含む「OGモード」を恒久的に実装する計画がリークされた。このモードはゼロビルドとバトルロイヤル両方のモードに対応し、過去のシーズンを毎月ローテーションでプレイできる内容である。

リーカーHypexとShiinaによれば、Epic Gamesは来月のチャプター6開始と共に、OGモードを正式に発表する可能性が高いとされている。この発表は12月の「The Game Awards」または「Fortnite Remix Finale」イベントで行われる見込みで、公開は12月1日になる可能性があると伝えられている。

OGモードの概要とその特徴

リークされた「OGモード」の特徴は、Fortniteのチャプター1からの全てのシーズンを含むという壮大なスケールにある。HypexやShiinaといった信頼性の高い情報筋によると、このモードでは過去の10シーズンが毎月一つずつ順番にプレイできる仕様となっている。

これにより、ユーザーは古き良きFortniteの世界観を再び体験できると共に、常に新鮮なゲームプレイが提供される見通しである。さらに、このOGモードはゼロビルドモードおよびバトルロイヤルモードの双方で利用可能であり、幅広いプレイスタイルに対応していることも特徴である。

このような仕組みは、単なる懐古趣味ではなく、長年のユーザー層と新規層の双方をターゲットとするEpic Gamesの巧みな戦略であると言えよう。

Epic Gamesの狙いとイベント発表

OGモードの発表は、12月開催予定の「The Game Awards」や「Fortnite Remix Finale」イベントにて行われる可能性が高い。Epic Gamesがこのタイミングで大規模な新モードを発表する背景には、既存のユーザーに向けた感謝の気持ちと、新たな市場の開拓があると考えられる。

特に、チャプター6の開始と同時にOGモードが追加されることで、全く新しいFortnite体験が提供されることになる。また、Epic Gamesが世界中で開催される大規模なイベントを活用することで、幅広いプレイヤー層へのリーチ拡大を図る意図が見え隠れする。

過去のシーズン復刻の意義

Fortniteのチャプター1全シーズンを再現するという試みは、単なる「過去の再現」を超えた深い意義がある。過去シーズンは一部のプレイヤーにとって「初めてのFortnite」としての思い出が詰まっており、その体験を再び手にすることに大きな価値がある。

さらに、現在のプレイヤーが当時のシステムやバランスでゲームを楽しめることで、ゲームへの理解やスキル向上につながる可能性もある。Epic Gamesがこのような「プレイヤーの体験を共有する」施策を行うことにより、Fortniteが単なるゲームを超えて文化的な価値を持つ存在になり得ることを証明しているのである。