フォートナイトの「OGモード」が12月から恒久モードとして実装される可能性が浮上している。「OGモード」は2023年11月に期間限定で復活し、大きな反響を呼び、リリース当日には4,470万人以上がアクセスする記録を打ち立てた。これを受け、エピック・ゲームズは「Chapter 2 Remix」終了後に月次更新を加えながら「OGモード」を恒久的に提供するとのリーク情報が流れている。

Chapter 1から10までの内容が月次で追加される予定であり、ビルド・ゼロビルド両モードに対応。さらに「OG戦利品」も復活する可能性があるとされ、プレイヤーたちの期待が高まっている。公式発表は11月30日の「Remix: The Finale」または12月12日の「The Game Awards」で行われると予測されているが、確定情報はまだ出ていない。

エピック・ゲームズの戦略変更 背景にプレイヤーの熱い反応

フォートナイトが「OGモード」の恒久化を検討している背景には、プレイヤーの反響が大きい。「OGモード」は過去のフォートナイト体験を復活させたイベントであり、初日には4,470万人以上がアクセスし、瞬く間に大人気となった。

このような反響は、エピック・ゲームズにとっても予想外であり、ファンの愛着とノスタルジアを再認識させる契機となったと考えられる。この人気はエピック・ゲームズにとっても重要なマーケティング資産であり、これを活用し続けることでゲームの寿命を延ばす狙いがある可能性がある。

「Chapter 2 Remix」が終了する12月以降も、OGモードが月次更新で継続される見込みが示唆されているが、これはファンベースの強化や新たなプレイヤー層の獲得を狙うエピック・ゲームズの戦略の一環とも見て取れる。今後、エピック・ゲームズがさらに多くのリソースをOGモードに投入することで、ファンの期待に応える姿勢を示すと予想される。

月次更新で拡充されるコンテンツとは 旧マップから新要素まで

リーク情報によれば、「OGモード」では毎月、Chapter 1からChapter 10の内容が順次追加されていく見通しである。この月次更新の形態は、過去のコンテンツを復活させるだけでなく、新しいPOI(ポイント・オブ・インタレスト)やランドマークの登場によって、懐かしさと新鮮さが両立されることが期待される。

さらに、「OG戦利品」と呼ばれる旧アイテムもビルドモードおよびゼロビルドモードで利用可能になるとされ、プレイヤーにとっての選択肢が広がる。これにより、旧プレイヤーにとっては懐かしい思い出を、また新規プレイヤーにとっては新たな挑戦を提供できることが予測される。

エピック・ゲームズは「OGモード」を月次で更新することで、継続的に話題性を維持し、ゲーム体験の向上とファンの忠誠心を促進しようとする意図が伺える。このような長期的なコンテンツ更新は、他のバトルロイヤル系ゲームとの差別化を図る戦略の一つとも言えるだろう。

発表の場は「Remix: The Finale」か「The Game Awards」か

「OGモード」の恒久化に関する正式な発表は、11月30日の「Remix: The Finale」または12月12日に開催される「The Game Awards」で行われる可能性が指摘されている。Remixのフィナーレでは、ファンに向けたライブイベントが予定されており、公式に発表される絶好の機会である。

一方、「The Game Awards」はゲーム業界で注目度が高いイベントであり、フォートナイトの新たな展開が発表される可能性がある。この2つの発表機会に注目が集まっているが、確定的な情報はまだエピック・ゲームズから発表されていない。

いずれにしても、エピック・ゲームズの発表次第では「OGモード」がどのような形で恒久化されるのか、さらに明らかになるだろう。