Minecraftの最新アップデート「ウィンタードロップ」により、新しい素材「レジンブリック」が追加された。JavaエディションとBedrockエディションの両方で登場するこのブロックは、独特の作成プロセスを持つ。
まず、「クリーキング」というモブを攻撃し、周囲のペールオークの木ブロックに生成される「レジンクランプ」を集めることが必要だ。このレジンクランプをかまどで精錬することでレジンブリックが得られる。
また、ウッドランドマンションのチェストでも稀に見つかることがあり、探索に一層の楽しみを加えている。レジンブリックは、スラブや階段といった建築ブロックに加工でき、プレイヤーの建築スタイルに新たな可能性をもたらすだろう。
新モブ「クリーキング」からの素材収集とその意義
ウィンタードロップアップデートでは、Minecraftの世界に新たなモブ「クリーキング」が登場した。このモブから得られる「レジンクランプ」は、レジンブリックを作成するために不可欠な素材である。クリーキングは自然発生し、その周囲のペールオークの木ブロックにレジンクランプを生成する特性を持つ。このため、単純に倒すだけではなく周囲の環境にも気を配り、効率的に素材を集める工夫が求められる。
プレイヤーはこうして集めたレジンクランプをかまどで精錬し、レジンブリックを手に入れる流れとなる。これにより、クリーキングを中心とした探索が新たなプレイの可能性を広げている。このアップデートは、モブとのインタラクションによって建築素材を収集する新しいプレイスタイルを生み出し、Minecraftの奥深さをさらに引き出しているといえるだろう。特に、資源収集の効率化を図るプレイヤーにとって、クリーキングの存在は注目すべき要素となっている。
ウッドランドマンションでのレジンブリック入手の価値と戦略
レジンブリックはクラフトに加え、ウッドランドマンションでの発見も可能である。この建物のチェストには一定の確率でレジンブリックが含まれており、Javaエディションでの入手確率は44.5%と比較的高めであるが、Bedrockエディションでは16.1%と低めの設定だ。この差異により、バージョンごとに異なる戦略を考える必要が生じる。
ウッドランドマンションは通常、プレイヤーが探索中に見つけることが難しいレアな建造物であるため、リスクとリターンを考えたうえでの挑戦が求められる。探索中にはレジンブリック以外にもトーテム・オブ・アンディングやヴェックスの装飾トリム、音楽ディスクなど貴重なアイテムも手に入る可能性がある。こうした報酬を目指すことで、レジンブリックの収集とともに、プレイヤーの冒険心をかきたてる新たな目的が生まれているといえる。
レジンブリックブロックのデザインと建築への応用
レジンブリックブロックは、他の建築素材と異なる独自の美しさを持ち、建築の幅を広げることができる。このブロックは溶岩に似た明るいオレンジのテクスチャを持ち、特にネザーや溶岩エリアでの建築に適しているとされる。さらに、石切り機を用いることでスラブや階段、彫刻されたバージョンに加工することも可能で、柔軟なデザインが楽しめる。
このデザインの特徴から、Minecraftの建築勢には新しい装飾アイテムとしての利用が期待されている。レジンブリックの鮮やかな色彩は、従来のブロックでは表現できなかった独自の雰囲気を持ち込み、特定のテーマや世界観にマッチさせることが可能である。レジンブリックは、プレイヤーに個性的な建築スタイルを提供するだけでなく、Minecraftのクリエイティブな要素をさらに拡張するものとなるだろう。