Minecraftの次回アップデートで登場予定の「レジンブロック」は、特定のバイオームで新たな敵モブと対峙することで入手できる新素材「レジン」を使用して作成される。このブロックは、瞬時に破壊可能な特徴を持ち、従来の足場ブロックの代用としても使用可能だ。レジンブロックの採用により、建築時の作業効率が大幅に向上することが期待されている。

レジンブロックの特性と足場ブロックとの差別化ポイント

レジンブロックは、Minecraftの新素材である「レジン」を使用して作成されるもので、独自の特性が建築活動において大きな利便性を提供する。このブロックは完全な固体ブロックとして設置が可能で、特にサバイバルモードにおいては、素手でも瞬時に破壊できる点が大きな特徴である。

従来の足場ブロックや土ブロックと比較すると、設置と撤去のしやすさで優位性を発揮し、建築時のストレスを大幅に軽減することが期待される。土ブロックではスコップなどのツールを必要とする場合が多いため、素早く壊せるレジンブロックは、プレイヤーにとって効率的な選択肢となり得る。

また、レジンブロックは上下への積み重ねも簡単であり、建物の高層部を作成する際にも活用しやすい。Sportskeedaによると、次回の冬のアップデートで実装されるこのブロックは、多くのプレイヤーが待ち望んでいる機能追加のひとつである。これにより、複雑な建築デザインがさらに容易に実現可能となり、Minecraftの建築の幅が一段と広がることだろう。

レジンと新敵「クリーキングモブ」の関係

新素材「レジン」は、「ペールガーデン」と呼ばれる特定のバイオームで、夜間に現れる新モブ「クリーキング」に関連しており、このモブとの戦闘や探索がレジンの入手に関わる。ペールガーデンで発見できるクリーキングモブは、木に関連するクリーキングハートブロックと共に出現し、プレイヤーが攻撃を仕掛けることで隣接する木に「レジンクランプ」が生成される。

このクリーキングモブは直接ダメージを受けない特殊な敵であるため、クリーキングハートブロックのエネルギー吸収に対する対応が求められる。

新素材のレジンクランプは、9つ集めることでレジンブロックを作成可能であり、これはMinecraftの資源収集の新たな方法を示している。レジンの収集方法はプレイヤーにとって新鮮な体験を提供し、他の素材と異なる独自の収集フローは、プレイヤーがより一層Minecraftの世界に没頭できる仕組みであると言える。

新たな戦略とレジンブロックがもたらす建築の進化

レジンブロックの登場により、建築の手法や戦略にも新たな可能性が生まれている。特に、これまでの足場ブロックや土ブロックに依存していた建築の流れを見直すきっかけになるだろう。これまでの足場ブロックは、長時間の作業を要する巨大建築において多用されてきたが、レジンブロックの素早い破壊特性が、建築スピードを向上させると期待されている。

Sportskeedaによると、Minecraftのアップデートでは建築や冒険における自由度を高める意図があり、レジンブロックもその一環としてプレイヤーに提供される。さらに、将来的に追加される素材やモブとの組み合わせによっては、レジンブロックがさらに多様な使い方を持つ可能性がある。プレイヤーはこの新たな資源を活用し、より自由な発想で自分の建築物を進化させることができるため、Minecraftの世界が一層多彩で奥深いものになるだろう。